婦人科疾患


●子宮筋腫●
子宮は3層の壁があり、内側から「子宮内膜」→「子宮筋層」→「子宮外膜(腹膜)」という順番で並んでいます。
この中の子宮筋層を形成しているのが、「平滑筋」という種類の筋肉です。
子宮筋腫とは、この子宮平滑筋層由来の良性腫瘍で、女性の腫瘍全体の中で最も多いタイプです。
この子宮筋層は、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」というホルモンの働きにより、妊娠するとだんだん
大きくなり、赤ちゃんの受け入れ準備を整えます。子宮筋腫の発生原因はまだはっきりしませんが、エストロゲン
に反応すると考えられており、妊娠中に大きくなることが多く、閉経後は縮小します。
筋腫の発生部位により、
(1)筋層内(子宮筋層の中)
(2)粘膜(内膜)下(子宮内膜と子宮筋層の間)
(3)漿膜下(子宮筋層と子宮外膜の間)
に分けられます。中でも、粘膜下筋腫の場合、受精卵が着床しづらくなったり、筋腫が大きくなることで、胎児の
成長に影響すると考えられています。
東洋医学では、西洋医学とは違う診方をします。
子宮筋腫の場合、『気』や『血』の滞りが起こることで、「瘀血」という状態になることが影響していると考えます。
ですが、“なぜ、そのようになったか“という原因は人それぞれ違います。
また、同じ人でも、日々体は変化するため、その変化を見極めて、不足している気血を補い、多すぎる気血は外
に出すという調整を行うことで、本来人が持つ自然治癒力を最大限発揮できる環境を作ります。
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