リンパの働きとリンパマッサージ

リンパの働きとリンパマッサージ

人体にはリンパ管という細かい菅が網の目のように張り巡らされています。その中を流れているのが
リンパ液という無色透明な液体です。
東洋医学においても、リンパ液など血液以外の体内の水分のことを「津液」といい、血液とは区別して
考えられています。
リンパ液は、血管からしみ出た血漿がリンパ管に入り込んだもので、リンパ管を流れた後再び血管に入り、
心臓・動脈を流れた後に毛細血管からしみ出し、またリンパ管に入り込むという循環を繰り返しています。
血液により運ばれた栄養素はリンパ管に転送され、リンパ液により各細胞に届けられます。また、各細胞が
新陳代謝により出した老廃物もリンパ液に戻され、リンパ管が合流するリンパ節という箇所でろ過され有害物質
として分解されます。
このようにリンパ液は、正常に流れることにより細胞の活性化や免疫機能向上など重要な役割をしています。
逆に、リンパ液が正常に流れないと細胞レベルの栄養失調になり、浮腫や免疫力低下、さらに最悪の場合は
ガンになってしまうことも考えられます。
しかし、血液は心臓をポンプとして全身に流れることができますが、リンパ液が流れるリンパ管にはこのような
ポンプ機能がありません。
リンパ液の流れをスムーズにさせる方法は、筋肉を使った運動や深呼吸、マッサージなどです。
当治療院では、鍼灸治療と吸玉、カッサ、手技マッサージにより、血流増加とリンパの流れをスムーズにさせる
治療を行っております。
不妊症をはじめ様々な体調不良に大変効果が期待できます。
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