春を迎えるために

2月14日

春を迎えるために

立春を迎えたものの、まだまだ春とは遠いお天気が続いています。
春は動物が冬眠から目覚め、植物は新芽をだし成長を始める季節です。
外がどんなに真冬の寒さでも、些細な光の変化だけでも身体は反応し、少しずつ春に対応出来るように働き
始めます。同じように人間の身体も活発になるため、卵巣や子宮の働きも活発になり、特に妊娠しやすい季節
でもあります。その一方、冬にぐっと抑えていたものが春になり緩んでくると同時に出てくるため、油断をすると
活発になりすぎて気血が昇りすぎてしまうことがあります。
特に2月は春の症状、例えばめまい・疲れ目、気分の高揚、新陳代謝が活発になって起こる肌荒れ、またイラ
イラしたりストレスを受けやすくなったりと精神的にも影響をうけやすい時期となります。
本来春はゆっくりと過ごすと良いとされているのですが、日本は年度の切り替え時期で環境の変化などもあり、
慌ただしい時期でもあるので、皆さん無理をしがちです。もし少しでもこのような体の変化を感じた時は、
心身ともに休息・メンテナンスをする良いサインなのかもしれません。
また、そろそろ店頭にも春の山菜が並ぶ頃ですが、ふきのとう・たらの芽・菜の花などの独特の苦みは、
冬の間に体内に溜まった老廃物や脂肪を排出し、春先の気候にあった身体にしてくれる大事な役割もあります。
当鍼灸院の不妊鍼灸治療でも全身調整をすることにより、春の特有な症状の緩和と冬に溜まったものを排出し
やすくし、卵巣・子宮がうまく活発に働けるよう準備するお手伝いをさせて頂きます。
上手な休息と自然の恵みで身体のメンテナンスをし、楽しい春を迎えましょう。

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