舌診のお話

4月13日


舌診のお話

舌診とは、空腹時に舌全体の色・形(舌質)や舌苔を観察することです。舌は体質や内臓の状態を映し出す鏡であり、身体の調子によって舌の状態は変化しています。舌は粘膜に覆われ、血管が多く集まっている所なので、血液や体液の質及び過不足が反映され、もちろん女性特有の身体の状態が判断出来ます。

では、簡単な舌診をご紹介します。
*健康な舌:舌の色がピンク、うっすらと白い舌苔
*冷え性、生理不順:舌の色が白っぽく、舌苔は薄く白い
*肌荒れ、吹き出物、湿疹:舌が赤く、舌苔がやや厚く黄色い
*体に脂肪がつきやすく、太りやすい:舌赤く、厚い舌苔
*むくみ、水太り:舌が白っぽい、ぽってりとしていて歯型がつく
*のぼせ、月経前症候群:舌が赤く、舌苔が薄く黄色い

舌を観察する事で、自身の身体を気に掛け、体質改善につなげましょう。
当鍼灸院では舌診共に脈診を行なっております。不明な点は何なりとご質問下さい。

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