卵胞形成について

3月16日

卵胞形成について

卵胞のおおもとである原始卵胞の形成は、実は胎児期(妊娠16週あたり)から始まり、生後6ヶ月まで続き、一旦休止状態となります。
そこから一次卵胞、二次卵胞と成長していき、卵胞への血液循環が開始されたり、(特定のホルモンに対する)受容体(レセプター)ができたりします。
原始卵胞から二次卵胞への発育は、胎児期(5~6ヶ月)に始まり、閉経まで続くといわれていますが、排卵に向かい成長を始めるもの以外の殆どは休止状態にあります。

二次卵胞の後期は、前胞状卵胞とも呼ばれ、約70~75日を経て、次の胞状卵胞(=グラーフ卵胞、=三次卵胞)(初期胞状卵胞と後期胞状卵胞の総称)になります。

初期胞状卵胞の時期には、大きさは直径0.2~5.0㎜位まで成長します。しかし、受容体が少なく、ホルモンの影響を受けられなかった卵胞は閉鎖してしまいます。
5~7個の卵胞が後期胞状卵胞として成長するなか、受容体の少ない卵胞は閉鎖し、残った1つが主席卵胞として迅速に排卵前段階(約直径20㎜)まで成長しますが、不妊治療で排卵誘発を行うと、複数の卵胞が排卵前段階まで成長します。


(原始卵胞から二次卵胞までの期間が解明されていない為)月経周期の卵胞期である後期胞状卵胞まで、少なくても3ヶ月かかります。
卵胞が育つにはそれだけの期間が要るのです。

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