中医学の生理に伴う頭痛について

7月29日

今回は『中医学の生理に伴う頭痛について』のお話です。
不妊と生理不順治療の中では頭痛を訴える方が多く見られます。
女性の生理を伴う頭痛は3つのタイプに分けられます。

1. 血虚タイプ・・素体虚弱、女性の生理が流れる経絡の中に気血不足の原因がいろいろな症状を
出します。例えば、心悸、不眠、疲れやすい、頭痛の症状は生理終了後起こることが多いです。
2. 肝経火旺タイプ・・肝の経絡は血流と血の量などがよく関係します。血のバランスが崩れる場合、
気熱が経絡により上行し頭に上がり、生理中に偏頭痛と頭頂部痛があります。
3. 血瘀タイプ・・瘀血の原因は、月経時の腹部痛や血の塊があります。月経前と月経時に頭痛、
偏頭痛があります。

生理を伴う頭痛治療は、鍼灸で骨盤内の子宮、卵巣の循環を良くすることと、自律神経を調整し、
気血を順調にすることです。また、生理や不妊等悩みを解消します。
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